古代の人々は、「地球は平らな地面がどこまでも続いていて、その先に海があり、海の向こうに大きな滝がある」と信じていました。しかし、5千年ぐらい前から、地球は丸いと考える人々が出て来たようです。

古代エジプト、古代バビロニア、古代ギリシャの思想家の中には、太陽が空の中心(真上)に来る時間が、場所によって少しずつ違うことから、地球は丸いと考え、その直径の大体の大きさを計算した人もいました。

地球が丸いことを多くの人々が理解したのは、15世紀にスペインやポルトガルで、帆船を使って、長期の船旅をするようになり、アメリカ大陸が発見されてからです。